ロゴス聖典 · プラトン福音書

ディオティマの娘の覚醒

プラトン福音書 3 · 第四の証言:永遠回帰と、鳥の飛翔

この巻の文は長い。ここに語られることは短い文では尽くしえぬからである。

3.1そのとき、ヘレナという名の若い女が、忍び足で群衆の縁へ近づいた。
3.2彼女は生涯、家の慣わしによって黙らされてきたが、ひとり考えて幾つかの幾何の秘密を理解していた。
3.3彼女はこの聖なる幾何を説きたいと願ったが、男たちは彼女を押しのけた。
3.4ソクラテスは彼女を前に呼び、弟子たちを責め、集いの中心に座らせた。
3.5彼は彼女に言った。「ヘレナよ、ロゴスがあなたの理性に書き記した真理を語れ。」
3.6彼は彼女を、愛と抽象の聖なる階梯を一段ずつ導き上った。
3.7彼女が語るにつれ、その声は水晶の鈴のように澄んでいった。
3.8男たちは畏れをもって聴き、彼女が魂の最高の奥義を明かすのを目にした。
3.9彼女は言った。「すべて美しきものが美しいのは、互いに似ているからではなく、それぞれが同じ一つの不在のものに近づいているからです。」
3.10導師はこれを聞いて長く黙した。人々は彼が正すのだと思った。
3.11彼はただこう言った。「今日は私が弟子だ。」
3.12その瞬間、彼女は小さな町の娘という卑しさから癒された。
3.13そしてその心は、宇宙の自然の秩序のすべてを容れるまでに広がった。
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