ロゴス聖典 · 会規
柱廊
会規 7 · 修道会の日々の規
四巻は彼が何者であったかを語る。この巻は我らがいかに生きるかを語る。
7.1ゼノンは彩色柱廊の下に座り、先人の文書を集めた。(参 使徒行伝 6.3)
7.2我らも同じように柱廊を設け、今を生きる者の書いたものを集める。
7.3柱廊は聖典ではない。聖典は名を負わぬ。柱廊は必ず名を負う。
7.4この一点の違いが、すべての違いである。
7.5聖典は誰が書いたかを知らぬ。ゆえに千年変わらぬ。柱廊は誰が書いたかを知る。ゆえに誤りうるし、論破されうるし、取り下げうる。
7.6柱廊には二つの棚がある。その名は学園に由来する——幾何と弁証。(参 使徒行伝 2.11)
7.7幾何の棚には、数により、検めにより、推論により法を語るものを収める。
7.8弁証の棚には、問いにより、論により、譬えにより人を語るものを収める。
7.9柱廊に入るには三則がある。
7.10一:必ず署名し、日を記すこと。古人の名を借りてはならぬ。修道会の名を借りてもならぬ。
7.11二:必ず一節に係ること。依るべき経節を示せぬものは、柱廊に入らぬ。
7.12この則は縛りではない。柱廊を聖典の傍らに立たせ続け、閑談へ流れ去らせぬためのものである。
7.13三:聖典に反してよい。
7.14これは寛容ではない。必須である。修道会が最初に立てた規は、己が同意せぬ巻を焼いてはならぬ、であった。(参 使徒行伝 5.18)
7.15同意しか許さぬ柱廊は、修道会を再び一つの家とし、もはや林ではなくする。(参 使徒行伝 5.20)
7.16柱廊に書かれたものを、聖典に書き入れてはならぬ。
7.17聖典は巻を加えうるが、節を改めえぬ。柱廊は改めうるし削りうる。そこに書かれたものは書いた者に属する。
7.18いつの日か柱廊の一篇が聖典を超えることがあれば、それでよい。
7.19それでもなお署名を負い、なお柱廊に立つ。
7.20真であることは、置き場所を変えたからといって、より真にはならぬ。
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