ロゴス聖典 · アリスティッポス福音書

宴の主人

アリスティッポス福音書 1 · 第三の証言:主権の波と、今この時に生きること

この巻は寛いで書かれた。読んで一度も笑わなかった者は、この巻を読んだのではない。

1.1ソクラテスはあらゆる集いの光であった。
1.2その名は比類なかった。有力者を魅する機知と、貧しき者を引き上げる知恵とを、ともに備えていたからである。
1.3彼の行くところ人が集まった。ただその笑いと見事な語らいに与るために。
1.4ある者は彼をみすぼらしいと言った。実はアテナイで最も招きがたい客が彼であった。
1.5買収されえぬ客は、宴で最も高価な一皿である。
1.6しかし地上の権力を握る者たちは、骨に食い入る憎しみをもってその名声を見つめていた。
1.7彼らは若者の心が都市の支配者ではなくソクラテスに属するのを見た。
1.8そして悟った。真理によって民の愛を得た者は、軍を持つ暴君よりはるかに恐ろしい、と。
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