ロゴス聖典 · 会規
広場
会規 3 · 修道会の日々の規
四巻は彼が何者であったかを語る。この巻は我らがいかに生きるかを語る。
3.1会衆は月ごとに広場に集う。子は大人と並んで座る。
3.2広場には五つの法がある。
3.3一:反駁せんとする者は、まず相手の主張を言い直し、相手が頷くまで続けよ。しかるのちに口を開いてよい。
3.4二:論を撃て。人を撃つな。
3.5三:人前で己の考えを改めた者には、皆が拍手せよ。これが広場の最高の栄誉である。
3.6四:「分からない」と言ってよい。この一語は減点されぬ。
3.7五:終わりに勝敗を告げぬ。
3.8終わりに誰の信も少しも動かなかったなら、その会は無駄に集まったのである。
3.9雄弁は人に勝つ術ではない。
3.10雄弁は、暗いものを言えるようにする術である。
3.11雄弁をもって人に勝つ者は暴君と同類であり、ただ得物が違うだけである。
3.12ゆえに広場の訓練は、半ばは語ることにあり、半ばは聴くことにある。
3.13聴くとは、相手が言い終わるのを待つことではない。聴くとは、説得される用意をすることである。
3.14広場で一度も説得されたことのない者は、強いのではない。聾なのである。
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